新公募区長の暴言から見えるもの(ツイッター投稿分)
公募区長(淀川区)のツイッター発言【「アホか、相当な暇人やな」などと中傷するような書き込みをしていたことが9日、明らかになった。by産経新聞】の酷さは、ツイッターを使い慣れていないという説明で納得できるものではありませんね。また、市長の反応としてもその論理は、自分たちが住民を統治する権力側―統治機構に住まう人間だから注意しましょうというような理屈に聞こえます。
また、選挙の洗礼を受けた特別職は過激な発言をしてもいいとも取れる会見が報じられていますが、これも違うでしょう。地域の安心・安全、生活の安定という使命を果たすためには、地域の住民の方々の理解と協力が必要なのはいうまでもありません。
市政改革方針では「大きな公共」を掲げ、地域活動協議会の設置に努めるとされていますが、その精神を理解されているのでしょうか。選挙で多くの方々の信任を受けているからこそ、一般職の公務員以上に発言、立ち居振る舞いは、他の範となるよう心がける。これが普通だと思います。
行政と住民はともに公共の担い手である、つまり市民は行政のパートナーになって欲しいとお願いするのが「市民恊働」への行政の姿勢。公募であれ内部からの区長就任であれ、パートナーへの暴言は許されないのが当たり前。11日の昼に呟きかけたことをまとめました。