「永遠の0」読中引用から派生して


今朝も「永遠の0」の読中引用に関して様々なツイートがあった。(引用と思っていない人もいるみたい)ツイッターが持つ機能のことや、政治家の資質ということを呟いた。そして内田先生のブログで「「トリクルダウン」はグローバル資本主義と国民国家のあいだの本質的な矛盾を糊塗するための「詐欺的理論」であるが、現在のわが国の政治家は全員がこれを信じているふりをしている。」とバッサリ。最後にリンクがあります。では。

私が読後感想ではなく、読中手が止まったことから書いた「永遠の0」の引用文。色んな反応があって当然…と思って、紹介。まるで、私がその言葉を発したかのように加工に加工が続いた(人から人へとリツイの輪が広がり、オリジが不明になる)ツイートで錯覚する人もいるみたい。面白い。

選挙活動でのネット規制が次の参院選までに解禁されそうという動きの中で、当然ネットでの言論空間の現実と、ツイッターのように匿名性の強い人たちが殆どで、言いたい放題のツールは逆に「規制」がかかるのではないか。でないと罰則を作っても適用できないほど拡散するでしょう。

政治家に求められるのは色々。国民生活、市民生活のことを絶えず考える姿勢と、将来を担う子どもたちの見本たりうる品位を持っているか…。古い考え方と思われるかも知れないが、ショー化した政界に、どれだけこういう資質をもった人たちがいるのだろう。それが「男前」を探せの意味だったのだが…。

公共政策ラボのシンポ「ポストグローバル社会と日本の未来」で内田先生始め、参加パネリストの共通意識でしょう。「国民国家とグローバル資本主義について (内田樹の研究室) http://blog.tatsuru.com/2012/12/19_1126.php … 」もともと切れ味のいい内田センセのブログ、比較的短文だけど切れる。