おはようございます。
12月30日に開かれた特別区設置協議会に提出された協定書案。報じられているように住民投票を実施するために大幅な訂正や議論をしている時間がないので、府市両議会で一旦否決されたものを、表紙に「案」とつけた変更だけです。
そして、13日開催予定の協議会でこの「案」が取れ、府市両議会で否決されたものと全く同じ「協定書」ができあがります。http://mainichi.jp/select/news/20141231k0000m010061000c.html …
によれば「協定書を両議会で可決すれば、結果は速やかに法定協に通知され、60日以内に住民投票が行われます」
法定協議会は去年の1月31日開催の第13回で決裂。大阪市分割4案の中から一つに絞りたい、設計図を作らせてほしいという理由で市長出直し選挙になり、それ以降14回から19回の協議会は維新単独で開催されたのでしたよね。その議論の集大成が協定書になるわけです。
つまり、具体的に大阪市を5つに割り、それぞれが中核市並みかそれ以上の権限を持つと標榜する案を単独会派だけで議論した中身を議会が認めるわけはありません。勿論、維新が単独過半数を握る状況になれば、やすやすと進めるでしょうが。
その協定書(「案」)はこちらのリンク先にアップされています。http://www.pref.osaka.lg.jp/daitoshiseido/hoteikyo/20hoteikyo.html … 全672ページの膨大なものですが、基本的なことは前半20ページくらいまでで残りは別表。細かくチェックするとどれくらいの日にちがかかるのでしょうか。
基本的な考え方などについて、目立つ部分などは後日、具体的に上げていきたいと思います。どうぞよろしく。