解剖といっても、市長を離れた直後はテレビも新聞もみる気がせず、解剖台に乗せるほどのウォッチもしていなかったのですが、私の思いとしてはむしろ関東の方がこの間の橋下市政(国政への意欲なども)をどうご覧になっているか…それを知りたいという思いが強くありました。
平川さんの「去年の選挙の振り返りと私の4年間の市政について、あまり知らない参加者のために披露して欲しい」というリクエストからスタートして、選挙結果をどうみるか、また4年間地道に(地味にかな)取り組んだ市民恊働とその成果についてお話しさせてもらいました。
関東には殆ど知られていない「市民恊働」を支えて下さった多くの市民の方の協力のお陰で、街頭犯罪、違法駐輪、ゴミ減量の3本柱の成果に結びついたことや、關市政改革の当初目標を上回る財政改革も成し遂げたことを披露しました。
さて、「解剖」ですが、選挙戦だけではなく橋下さんという人は、何事も二者択一、黒か白かの選択を迫るやり方で、批判を受けてもそれ以上の批判で、相手を叩きのめすというのがスタイルであり、府知事時代に大阪維新の会を立ち上げて以降は「選挙こそ全て」という動きを続けてこられたことなど話しました。
私の市長時代の市民の中に入っていって色々と会話をする動きなども「選挙目当ての動き」と批判された記事を読んだ覚えがありますが、この話をしていて「あぁ、橋下さんは自分が批判されるであろうことを先回りして、相手の動きに刷り込むんだな」と以前に感じていたことを思い出しました。
2時間のトークの後、懇親会でも色々と盛り上がりました。昨日のトークの模様は平川さんのラジオデイズ(http://www.radiodays.jp/)でアップされる予定です。