2012年12月28日限定ネタですが…


今夜のラジオデイズ「ラジオの街で逢いましょう」は特番編成:18時半から20時半の2時間。私は気軽に「忘年会的座談」などと昨日呟きましたが、送られてきたメールには去年のこの時期の小田嶋隆さんの番組に対する軽妙な一年振り返りのネタが添付されていた。ムムム…。しばしひと唸り。

平川プロデューサーの基本姿勢は「あるがまま、流れるままを楽しもう」という開き直った姿勢がゆったり話を進められるネットラジオ、生だけネットテレビ完全中継という「不思議な」空間を作っている。でも、この一年のいわゆる「10大ニュース」という枠がかかると、その流れの話になるんだろう。

小田嶋隆さんは「無手勝流」のように見えて、極めて繊細な取り口で「あっ」といわす達人。平川克美さんは「プロデューサー的」思考から知らず知らずに自分の土俵に持ってくる天才。江川紹子さんとは初対面なので、今夜は緊張するかな?するわけないか。いえ、こう見えても結構アガリ屋なんですよ。

てな、わけで今年最後の上京は18時半から2時間の「ラジオの街で逢いましょう」という名の「インターネット、ユーストリーム」中継です。 http://www.ustream.tv/channel/radiodays-jp … 是非ご覧下さい。

「永遠の0」読中引用から派生して


今朝も「永遠の0」の読中引用に関して様々なツイートがあった。(引用と思っていない人もいるみたい)ツイッターが持つ機能のことや、政治家の資質ということを呟いた。そして内田先生のブログで「「トリクルダウン」はグローバル資本主義と国民国家のあいだの本質的な矛盾を糊塗するための「詐欺的理論」であるが、現在のわが国の政治家は全員がこれを信じているふりをしている。」とバッサリ。最後にリンクがあります。では。

私が読後感想ではなく、読中手が止まったことから書いた「永遠の0」の引用文。色んな反応があって当然…と思って、紹介。まるで、私がその言葉を発したかのように加工に加工が続いた(人から人へとリツイの輪が広がり、オリジが不明になる)ツイートで錯覚する人もいるみたい。面白い。

選挙活動でのネット規制が次の参院選までに解禁されそうという動きの中で、当然ネットでの言論空間の現実と、ツイッターのように匿名性の強い人たちが殆どで、言いたい放題のツールは逆に「規制」がかかるのではないか。でないと罰則を作っても適用できないほど拡散するでしょう。

政治家に求められるのは色々。国民生活、市民生活のことを絶えず考える姿勢と、将来を担う子どもたちの見本たりうる品位を持っているか…。古い考え方と思われるかも知れないが、ショー化した政界に、どれだけこういう資質をもった人たちがいるのだろう。それが「男前」を探せの意味だったのだが…。

公共政策ラボのシンポ「ポストグローバル社会と日本の未来」で内田先生始め、参加パネリストの共通意識でしょう。「国民国家とグローバル資本主義について (内田樹の研究室) http://blog.tatsuru.com/2012/12/19_1126.php … 」もともと切れ味のいい内田センセのブログ、比較的短文だけど切れる。