大植英次さんのお父様へのお別れ(広島)

みなさん、こんにちは。GWの折り返し点(という言い方でいいのかな)で、行楽地や繁華街もにぎわっていると思います。ツイッターでは触れましたが、昨日、大植英次大フィル桂冠指揮者のお父様、大植次郎さんのお別れの会に参列させて貰いました。

告別式で弔辞の後に英次さん本人がマイクを持ってご挨拶されました。

先月23日の訃報をブラジル公演に向かう途中で聞かれたこと。公演を中止して帰国しようかどうか考えた時に、既に亡くなられた父君がきっと地球半分離れていても、天上から見守ってくれるのだから一緒だと思い直したこと。そして、お父様の訃報とは関係なくプログラムには武満徹の「弦楽のためのレクイエム」が演目として用意されていたこと。

ブラジル公演の2日目、訃報を知った楽団員から、「今日のレクイエムはEijiのお父さんに捧げる」と言われたことなど、時にいつもの大植節を交えながら、大植さんの演奏活動をいつも応援してくれた次郎さんを偲ぶ会となりました。

広島出身の秋津智承さんがチェロ独奏で3曲の献奏、パブロカザルスの鳥の歌が1曲目。カタロニア地方の調べで、この地方の鳥は「peace, peace, peace」と啼きながら飛ぶんだという説明も。

1時間半ほどの告別式はそぼふる雨の中、しめやかに営まれました。以上、ご報告まで。

アップダウンクイズの小池さん逝く

小池清さんのお通夜から帰って、PCオン。私が入社した頃は既にアップダウンクイズでお茶の間の信頼感抜群。当初は近寄りがたい雰囲気が漂っていたのですが、17歳違いということは私が入社した時にはまだ39歳。本当に落ち着きがあり、温かい思いやりの人であることは、クイズの司会でも随所に。

小池さんといえば、データの整理整頓にかけても素晴らしく、何か尋ねたら「えーっと」といってきちんと整理されたノートが出てくる。「あぁ、あれは何年何月でこの問題が難しいなと思ってた」とか、ニュース項目なども放送終了後ノートにつけておられるのを何度も見ました。

先ほどスポーツ紙の記者の方から電話取材があり、一番思い出に残っていることはという質問。これが、確かかどうかご存知の方教えて下さい。山口百恵さんの結婚式か、サヨナラ武道館かのニュースをナウで取り上げたあとのコメント。「まぁ、どうでもいいといえばいいことなんですが」…真似できません。

お酒が好きで、酔うとちょっとお茶目になり、曲がったことが嫌いで、先にいいたいことがあると、少し口を尖らして、優しい目をして面白い話をして下さった小池さんに心からの感謝と、お礼の気持ちを込めて  改めて 合掌。