ビジネスカフェ(平川克美さんのリナックスカフェ主催)に参加して

平川さんが社長をしている㈱リナックスカフェ(http://www.linux-cafe.jp/)主催のビジネスカフェにゲストスピーカーとして参加してきました。会員制の集まりで、その時々の話題に沿ったゲストを迎えているようです。タイトルは「橋下市政を解剖する」となっていました。

解剖といっても、市長を離れた直後はテレビも新聞もみる気がせず、解剖台に乗せるほどのウォッチもしていなかったのですが、私の思いとしてはむしろ関東の方がこの間の橋下市政(国政への意欲なども)をどうご覧になっているか…それを知りたいという思いが強くありました。

平川さんの「去年の選挙の振り返りと私の4年間の市政について、あまり知らない参加者のために披露して欲しい」というリクエストからスタートして、選挙結果をどうみるか、また4年間地道に(地味にかな)取り組んだ市民恊働とその成果についてお話しさせてもらいました。

関東には殆ど知られていない「市民恊働」を支えて下さった多くの市民の方の協力のお陰で、街頭犯罪、違法駐輪、ゴミ減量の3本柱の成果に結びついたことや、關市政改革の当初目標を上回る財政改革も成し遂げたことを披露しました。

さて、「解剖」ですが、選挙戦だけではなく橋下さんという人は、何事も二者択一、黒か白かの選択を迫るやり方で、批判を受けてもそれ以上の批判で、相手を叩きのめすというのがスタイルであり、府知事時代に大阪維新の会を立ち上げて以降は「選挙こそ全て」という動きを続けてこられたことなど話しました。

私の市長時代の市民の中に入っていって色々と会話をする動きなども「選挙目当ての動き」と批判された記事を読んだ覚えがありますが、この話をしていて「あぁ、橋下さんは自分が批判されるであろうことを先回りして、相手の動きに刷り込むんだな」と以前に感じていたことを思い出しました。

2時間のトークの後、懇親会でも色々と盛り上がりました。昨日のトークの模様は平川さんのラジオデイズ(http://www.radiodays.jp/)でアップされる予定です。




あるツイートから

今日は久しぶりにツイートしまくりました。何がスイッチを入れたのかですが、ある人の「平松さんを応援していますが,少し批判的なことを書いています。一度見てください。」というツイートでした。
そして、それを読んでツイ3連続返信!以下に貼り付けます。

「読ませていただきました。選挙運動の裏にはいろいろな事情があります。ドタキャンの一件も。でも、敗れたのは事実。それを謙虚に受けとめながら、4年間取り組んだ市民協働や、大阪市の日本の地方自治における役割についてじっくり考えたいし発信もしたいと思います。 

市政改革の成果などについては、定例記者会見を通じてきちんと発信したつもりですし、情報公開をより一層進める努力はしました。選挙向けのイメージ作戦を在任中は一切考えていませんでしたし、後援会組織の広がりも人任せであったのは事実です。

あとは、放送中心の宣伝上手にメディアがまんまと乗ってしまった。いや自らすすんでその広報部隊になってしまったともいえる情報バラエティもありました。あらゆる部分で人気者に追蹤すればいいという風潮が蔓延したのも事実です。ご意見ありがとうございました。」