今朝の呟きから、少し加筆してアップします。
この記事で誘導されるのは、中央政局と地方自治の現場がリンクしているのが必然という「基本認識」から書かれている感覚。これでは「相乗り批判」を展開しようとしている維新の会に与することになる。直接行政は様々な利害関係を調整しながら進めるのが、手間はかかるが本当の姿。(当たり前の姿とも)
今回の選挙でも共産党が候補擁立を見送り、独自に現職を応援の姿勢。「真の保守」を目指す人に「共産党も応援してる」ということを材料に「引き剥がし」にくる動きが既に。「27日の記者会見で『(竹山氏は)共産党が推す候補者。それも含めて党本部で判断するだろう』」との官房長官談話がそれに力を貸していると感じる。
本来、市民が超党派の候補を選ぶことで、分権というのは進むと思う。格差が広がった社会の中でまるで地方を貢物のように「実験台」に使って本当に国がしなければならないこと先延ばしにする口実に使われるのではないか。
中央は大所高所しか見ないのならそれで結構。地方の意地を見せるためにも「相乗りでも何でも市民のために向く姿勢」を持った人を選んでこそ、自治が守れると思う。