読後ではない印象は「読中…?」


「私はあの戦争を引き起こしたのは新聞社だと思っている。日露戦争が終わって、ポーツマス講和会議が開かれたが、講和条件を巡って、多くの新聞社が怒りを表明した。(中略)国民の多くは新聞社に煽られ、全国各地で反政府暴動が起こった。」百田尚樹著「永遠の0」講談社文庫p.423 

今、読んでいる「永遠の0」(少し遅きに失しているかも)。著者の百田さんは同志社出身。先日、校友会大阪支部でお会いしました。「海賊と呼ばれた男」を読む前に、先に読もうと思って手にしました。特攻ということばすら風化していくなかで、読んで良かったなと感じています。

「永遠の0」は零戦(零式艦上戦闘機)の素晴らしい飛行能力の記述に、開国以来の日本の技術調和、開発能力、いまでいうイノベーション能力の素晴らしさを提示してくれます。素晴らしいものを作っても、「人」を活かす術がない象徴が、敗色濃厚な段階での特別攻撃隊いわゆる特攻作戦。

子ども時代にお小遣いを貯めて、プラモデルを山ほど作りました。その中には勿論「ゼロ戦」や「グラマン」などなど。また戦記物の雑誌も読みましたが、オタクと呼ばれるほどではありませんでした。小説「永遠の0」では風化が言われて久しい、「戦争」の記憶を戦死した実の祖父を辿るお話。

生き残った人たちの取材を通して、実の祖父が「特攻」で死んだ事実を探っていく展開です。まだ最後まで読んでいないのに、先ほど紹介した「戦争を引き起こしたのは新聞社」という台詞で止まってしまい、つい呟いてしまいました。(苦笑)では、読み進めます。

以上今日の呟きから近況報告に変えて書きました。いきなりの台詞からの書き出しで面食らった方もおられたかも…。

滅多に反応しないのですが…


さて、めったに反応しない類のツイートを先ほど続けて投稿しました。「勝って兜の緒をしめよ」といっても知らない人の方が多いのでしょうかね。ある大阪府議会議員(維新の会)の方からのひと言に反応したものです。反応しすぎという「反応ツイ」も多いかもしれませんね(苦笑)

では、貼り付けます。

昨日の午前9時41分に、堺市から維新の会府議会議員として選出されている「永藤英樹」さん@nagafujihidekiから、港区の市議補選に関して呟いた件について私宛のツイート。反応しなくて良い内容ですが、御自身の活動報告サイトにツイッターが埋め込まれており、少しだけ反応します。

私のツイートは昨日朝、8時12分に「港区民にとって、あるいは大阪市民にとって、維新が掲げた「大阪市解体」という選択肢を支持したという民意が示されました。」と呟いたもの。それに対して「昨年の大阪市長選挙ではその民意は感じられなかったのですか?」と書かれたものです。

永藤さんは公職にあり、実名ツイートなので、ひと言。私は「大阪市解体」に繋がる判断を港区民がしたことが(民意)になると呟きましたが、去年の市長選で撒かれたビラには「大阪市は潰しません」とハッキリ書いてあります。 http://bit.ly/T4G3ph 

@nagafujihidekiさんが「その民意」というのは、私の「呟き」からは、「大阪市解体」やむなしという判断をした人の方が港区では多かったことを嘆いたもの。去年の選挙時には橋下さんは「大阪市は潰さない」と言っていたのを受けた「民意」であるとするなら、矛盾はありませんか?

以上、本来は反応しないで良いツイートにツイ反応してしまいました。

まぁ、来年は堺市長選があります。大阪維新の会は当然「堺市分割」を狙いながら「堺市は潰しません」というのでしょうかね???