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NPO法人「人形浄瑠璃文楽座」設立10周年


5月31日に大阪国際交流センターで開かれた、NPO法人「人形浄瑠璃文楽座」の設立10周年記念講演と懇親会に行ってまいりました。

第一部、式典で二人三番叟を鑑賞。震災後、日本国籍を取得されたドナルド・キーンさん(鬼怒鳴門)と鳥越文蔵理事長との対談に続き、第二部は懇親会。

FB繋がりの犬丸治さんの「近況欄」には東京公演は相変わらず昼、夜ともに満員の盛況という記述がありましたが、それに比べると大阪公演は「国立文楽劇場」がありながら、観客動員ではまだまだの状態。

それを支えてこられたのがNPO文楽座ということになるのでしょうか。じっくりと文楽公演を見たのは、この春が初めてという殆ど素人ですが、賛助会員の方に混じって楽しんできました。

90歳になられるドナルド・キーンさんのお話は、日本文化とのふれあいの歴史をおさらいしながら、キーンさんのお人柄が随所にしのばれ、とても楽しいひとときでした。

イギリスの東洋学者アーサー・ウェイリーが西洋に紹介した「源氏物語」をひょんなことから入手され、読み始めたらその素晴らしさに圧倒されたという日本文学との出会いや、1928年にNYコロンビア大学にできた日本文化研究所での角田柳作との出会いなど、興味深いお話が続きました。

中でも、近松門左衛門の「曾根崎心中」は、主人公がヒーローでもなんでもない、むしろ弱々しい手代の徳兵衛、物語は心中もの、ところが大人気となった点について西洋の戯曲との比較をされながらの楽しいお話でした。

国立文楽劇場のHPをチェックすると、6月8日〜21日に文楽鑑賞教室が。
7月21日から8月7日までは夏休み特別公演があります。夏休み特別公演ではサマーレイトショーとして午後6時半から始まる第3部が「曾根崎心中」なんです。

なにわの人にはお馴染みの「お初天神」が、曾根崎の「露天神」で実際にあったお初、徳兵衛の心中から名付けられたことを知らない人も多いかもしれません。若い人たちが古典に触れる機会と、義太夫が持つ節回し、なにわことばの柔らかさを感じるいいチャンスだと思います。

6月3日から予約開始ですか…。サマーレイトショー……行くぞぉー!

国立文楽劇場のHPもご紹介しておきます。
http://www.ntj.jac.go.jp/bunraku.html
 — 場所: 大阪国際交流センター
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