9条どうでしょう

10月18日に公共政策ラボのシンポジウムが終わった後の打上げで、2006年毎日新聞社から出た「9条どうでしょう」の文庫化(ちくま文庫)がきっかけで、内田樹、小田嶋隆両氏の交友関係が始まったことが話された。

もっと以前からのお知り合いだと思っていたのですが、6年前からとは少し意外な感。

そこから話は「9条どうでしょう」の内容に移る。

これについては私のツイートを再録します。
まず、シンポジウム関連を

「18日に開催した、「ポストグローバル社会と日本の未来」第2弾はニコニコ動画の会員なら見られるんですね。あと有料コンテンツとしても現代ビジネスチャンネルに上がっているようです。 http://bit.ly/VsAa8g ご覧になられた方のご感想も是非お寄せ下さい。」

そしてこんなことを午前と深夜に呟きました。

「シンポジウム後の打上げ席上、内田先生と小田嶋さんが出会うきっかけになった話が。06年毎日新聞社から「9条どうでしょう」を出すことでリアルなおつきあいになったそうです。ちくま文庫になって10月10日にでた「9条…」を翌日ゲット。知り合いに勧めたら先に読了されたとか…(焦)

まだ、途中ですが、「9条どうでしょう」、内田さん、小田嶋さんが話されていた「内容的には全く古びていない、むしろ今日的な」という側面を実感しています。共著者は平川克美さん、町山智浩さんの4人。ちょっと焦ってるので(笑)、今日中に読了したいなぁ。」

そして夜。

「9条どうでしょう」ちくま文庫版、読了。とても6年前に書かれたとは思えない。それと同時に内田樹、平川克美、小田嶋隆、町山智浩という4人の著者が、別に打ち合わせをしたわけでもなく、それぞれの切り口で「古くならない」テーマ、「理想」というものにアプローチしているからか。

今朝も呟きましたが、内田先生、小田嶋さんのお二人は、「9条どうでしょう」という本を書くことでリアルな交友関係ができ、その後の様々なセッションに繋がっている。その事実をシンポジウム打上げで知るまで「9条どうでしょう」という題名からくる印象に、避けて通った自分に気付く。

憲法第9条論議は、改憲派、護憲派と色分けして二項対立図式にピタッと収まってしまうかのような側面を持ち、できれば避けて通りたいテーマであろう。それについては文庫版のまえがきでも、6年前のまえがきにかえて、でも触れられている。敢えて踏み出した6年前を今に繋いだ文庫化は大きい。」

以上です。