自民市民(自民党市会議員団の広報紙)から

おはようございます。「都構想」なるものの欠点については色々なところで既に具体的に検証されています。市会議員団として連続してアピールを続けているのが自民党市会議員団。ホームページには広報紙第9号から昨年暮れの15号までが並んでいます。http://jimin-osaka.com/jo/?page_id=1805

広報紙の内容についてはきちんと検証されているはず。HP上では2012年からのその時々のテーマについて大阪市を廃止することの危険性を指摘し続けているが、こうした情報に触れる人が少ないのだろうか。印刷物としても新聞折り込みなどで手元に届くような努力がなされているでしょう。

政令市大阪市を廃止し「新大阪府」となった場合の問題点を、4月統一選、そのあとの住民投票までに、具体的に多くの人たちに知ってもらわなければと思います。

「わからないけど、今より改革されるんだろう」という思い込みを持たれている方も依然多数おられるのではという危機感に駆られています。

これが大阪市解体協定書。リンクだけですが。

おはようございます。
12月30日に開かれた特別区設置協議会に提出された協定書案。報じられているように住民投票を実施するために大幅な訂正や議論をしている時間がないので、府市両議会で一旦否決されたものを、表紙に「案」とつけた変更だけです。

そして、13日開催予定の協議会でこの「案」が取れ、府市両議会で否決されたものと全く同じ「協定書」ができあがります。http://mainichi.jp/select/news/20141231k0000m010061000c.html … 
によれば「協定書を両議会で可決すれば、結果は速やかに法定協に通知され、60日以内に住民投票が行われます」

法定協議会は去年の1月31日開催の第13回で決裂。大阪市分割4案の中から一つに絞りたい、設計図を作らせてほしいという理由で市長出直し選挙になり、それ以降14回から19回の協議会は維新単独で開催されたのでしたよね。その議論の集大成が協定書になるわけです。

つまり、具体的に大阪市を5つに割り、それぞれが中核市並みかそれ以上の権限を持つと標榜する案を単独会派だけで議論した中身を議会が認めるわけはありません。勿論、維新が単独過半数を握る状況になれば、やすやすと進めるでしょうが。

その協定書(「案」)はこちらのリンク先にアップされています。http://www.pref.osaka.lg.jp/daitoshiseido/hoteikyo/20hoteikyo.html … 全672ページの膨大なものですが、基本的なことは前半20ページくらいまでで残りは別表。細かくチェックするとどれくらいの日にちがかかるのでしょうか。

基本的な考え方などについて、目立つ部分などは後日、具体的に上げていきたいと思います。どうぞよろしく。

年頭にあたり、今年の前半はこれでいきまっさ。

どうやら年末の騒動で、「住民投票」が実施される運びになりそうですね。大阪市を「潰したい」一心の大阪維新の会の皆さんに対して、「大阪市を潰させない」ために力を合わせましょう。今朝の連続ツイートから転載します。

「改革改革ってゆうたはるんやから、いっぺんやらしてみたら…。」そんな軽い気持ちで「維新の会」に投票した大阪市民の皆さん、大阪市が潰されると、「いっぺんやらしてみたら」ではすまん。二度と戻らへんのですよ。

戻らんでもえぇ。大阪府を助けるために大阪市が財産投げ捨てるんや。そう覚悟を決められた大阪市民が圧倒的多数なら、大阪市は壊されます。代わってできるのが政令市としての権限や、また財源も吸い上げられる5つの特別区。おかしいと思われませんか。

今年は、統一地方選、住民投票という流れができたので、いよいよ民主主義の醍醐味を味わってもらいましょうかね。大阪市内の衆院選投票率は47.78%という数字。前回より10ポイント下回っています。これで331,343をとった維新の得票率は32.37%。

比例得票数維新が331,343票、次世代の党が19,444票。あと幸福実現党が3,756。合計354,543。この3党の得票率が34.64%。投票率47.78%という数字を思い出してもらうと総有権者数は2,142,102人なので、対有権者得票率は16.55%でしかない。

この3年間維新が府市第1党になって、3月には6億以上かけて出直し選挙をし、他党を締め出し無理やりつくった設計図は一旦完全に否決され、本来は「藻屑」になったはずなのに、「ゾンビ」として復活したらしい。強権的なやり方に辟易としていた皆さん。いよいよ出番ですよという意味での数字紹介。

今年は黙ってばかりいるわけにはいかない…。そんな思いの新年連ツイでした。皆さん、「都妄想」という言葉は私の在任中の記者会見の際に発した言葉。その通りであることを今後具体的に指摘していければと思います。

都構想 統一選に望みって…

今朝の毎日新聞に大阪の維新の会の集票結果についての分析事。 http://mainichi.jp/select/news/20141220k0000m010150000c.html またまた、いわゆる「大阪都構想」に引っかけての分析らしい。マスメディアはどうして議会制民主主義の根本を無視するような動きを大きく伝えるのか。結局は議会を無視してきたツケなのに。

維新の会の顧問、だったか府市の特別顧問だったか、どっちでもあるのか分からない、上山信一氏がJRの雑誌「ウエッジ」4月号に「都構想の本質は大阪市議会の解体」だというコメントを寄せたことは以前にもふれた記憶がある。

市議会の体質が既得権益にしがみついており、都になると全員失職する…という理由から何でも反対する。だから都構想が進まない…てなことをのたまわっています。

あのね、本来の都構想というのは大阪市だけを解体するものではなくて、大阪市、堺市の政令市を中心として周辺市の再編も含めたそれこそ、大大阪構想だったはず。それに関しては広げた風呂敷が大きすぎて、実現なんて何十年というスパン以上のチャレンジが必要なのに、そんなに悠長に構えてられない。なぜなら、維新の会の方たちは、その実は別として形として目に見える成果のようなものが出る「スピード感」を第一に考えているから。

市民、府民、国民の暮らしよりも「スピード感」が大事であって、行政に求められる地道な努力や意見対立の調整役を買って出る気なんてさらさらない。自分たちこそが正しくて議会で反対する人たちは「抵抗勢力」である。だから議会を無視しても当然である。そんな理屈が通りますか?

もう一度民主主義、日本の議会制民主主義を一から勉強しなおして来い。そう言いたくなりますね。例え時間がかかっても、まどろっこしくても多くの意見の違いを乗り越えて、自治体には自治体の方向性が、国には国の方向性があることを時間をかけて探りだすのが本来の民主主義だと信じています。

維新の会のツートップが誕生してもう3年以上経ちますが、この間、府民、市民にとって「維新ツートップ」で何が変わりましたか。多様な府民、市民のための丁寧な説明がされた記憶がありますか。折角、過半数をとっていた府議会、今でも第一党の市議会で、本来の民主主義を信じている人たちならば、もっと懇切丁寧な説明があって当然ではないですか。従わないものは「敵」だと切り捨てる方向の軋轢しか生まない姿勢に終始していたのではないですか。


まだまだ書きたいことは山ほどありますが、今朝の朝刊から触発されて書きました。具体的な点についてはまた書きたいと思います。

「街場の学びが目指すもの」に多くのご来場ありがとうございました。

9月11日の午後6時半から天六の大阪市立住まい情報センターホールで開催したシンポジウム「街場の学びが目指すもの」に本当に多くの皆様に来ていただき、あっという間に2時間の予定時間が過ぎてしまいました。

パネリストの内田樹、釈徹宗、鷲田清一、長谷川惠一各氏のご協力に感謝すると共に、ご来場いただいた皆様に心からの感謝を申し上げます。

5年前の10月1日にナカノシマ大学のキックオフイベントとして中央公会堂で開催した「街場の教育論」ですが、翌年に「おせっかい教育論」として140Bから出版され、その当時の「教育」をめぐる「大阪的な」アプローチをしました。

その時点で感じていた教育行政に対する危機感は、残念ながら5年経った今、より大きな危機感を感じる状況になりつつあるというアプローチから今回のシンポジウムは始まりました。

前大阪市教育委員長だったエール学園理事長の長谷川さんの経験からにじみ出る現状のお話に会場は静まり返る瞬間もありましたが、後半は内田さんの「凱風館」、鷲田さんの「名前のない学校」、釈さんの「練心庵」というそれぞれ独自の街場の学びの実践に多くの方が「いまできることは何か」を模索する熱気を感じました。

長谷川さんのアジアからの留学生の地域活動との接点が生むもの、それが日本とアジアの、特に大阪とアジアの相互理解、非常に大阪的な親しみやすさが留学生の「大阪好きやねん」に繋がるというお話には「大阪」という土地が持つ力としなやかさを感じさせてもらいました。

今後も公共政策ラボの活動として「教育」や「福祉」、その他公共がなすべき役割に関したシンポジウムを企画して参りたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。



動画「街場の学びが目指すもの」

テレビ番組から感じたこと

「トンデモ議会」といわれる大阪府議会関連ですが、8月28日の「ちちんぷいぷい」での取り上げ方に関して、ある方のユーチューブに上げられた当該コーナーを視聴した印象をSNSにアップしました。じっくりと見ようと思ったら、既にその映像は削除されており、見られなかったことを呟いたら、早速ビデオを持っている人から連絡があり、送信してもらって確認しました。

きっかけになったツイートは9月3日の午前に呟いたこれです。

「先日「ぷいぷい」での府議会本会議を巡る話題。司会のヤマヒロさんが「できレース」的な発言をし女性タレントも「維新がかわいそう」的な発言。その後名越康文さんが議会制民主主義の基本を忘れた行いであると激怒。スタジオの空気がガラッと変わったと聞き、ネットで探すも消去されていた。」

最初の部分だけをチラッと見て書いた内容ですから、最後にリンクを貼っているコーナー文字起こしと比べると少しバイアスがかかっていたかも知れないという反省も込めて、ツイッター、フェイスブックにアップした内容を編集しながら書いてみます。


総体的に私もテレビ番組を司会した経験から、単に最初の府議会でのやりとりを見せられたら、ヤマヒロさんと同じ反応をしたかも知れないとまず感じました。権力者の行いについて厳しく、常識の範囲を超えているものにはナナメに斬りつけるというやり方ですね。


そして、バラエティ番組のつくり方というのはまず「インパクト重視」で、今回のように府議会での子どもにも見せられないような「とんでも運営」を見た時には、「府民の代表たる議員がなにやっとんねん」「笑い顔で椅子取りやってる場合か」という「目に飛び込んだ現象」から、「なれ合い的な」というニュアンスで批判したかも知れないと正直に思います。

しかし、スタジオの空気は名越康文さんの
「維新は選挙が全てというけれど、選挙で選ばれた議会がこんなんでいいのかというのは子どもだって分かる」という発言から変わり始めます。番組は最近の地方議員の政務活動費の問題などに触れた後、名越さんの以下のコメントが続きます。


私が最初に呟いた「激怒」ではなく、静かに、しかし表情は厳しく「維新を応援している皆さんは、正しいことをやっているからええという人もいらっしゃるかも知れないけれど、正しいことをやるということで民主主義が正当化されるということがあったら恐ろしいことですよ」というもの。ここから、漸く番組はこの間の維新の異常な議会運営に触れ始めました。

石田さん「議論をしてきているというけど反対意見をいわれる議論をしたくないというのは民主主義ではない」と続き、このコーナーの「茶番」という導入部とは違う「民主主義とは」という話に展開しました。


これほど当初の雰囲気と違う展開になることは珍しいと感じ、そこから一連のツイッター、フェイスブックへの投稿へと繋がりました。放送局側の承認がないとネット上では見られないでしょうが、「議員の質」と「議会制民主主義」について具体的に多くの問題点がある、現在の大阪の状況をご理解いただくためにも是非多くの方に見て頂きたい内容でした。


こうした内容をツイッター、フェイスブックにアップしたところ、このコーナーの文字起こしをしておられる方のブログリンクも紹介してもらい、動画ではご覧になれない方の為にそれもアップさせていただきました。

http://sazanamin.blogspot.jp/2014/08/20140828.html

テレビ離れという言葉も既に言い古された感はありますが、情報入手手段としての力はまだまだ残っています。そして、偏った意見だけを流し続ける番組も存在しています。


ニュース番組とバラエティ番組の垣根が無くなってしまった現在、私たちがきちんと判断できる材料をバイアスなしに届けることの難しさを感じつつ、一面的な捉え方だけでは誤った判断を誘導しかねない「報道現場」「制作現場」に多くの示唆を与えたコーナー展開だったと思います。

もし、名越さんがいなければどう展開したのかと考えると少し肌寒くなりますが。


 

9月11日にシンポジウムを主催します。

公共政策ラボ主催、ナカノシマ大学事務局協力のシンポジウムですが、詳細が掲載された「月刊島民」8月号が手元に届きました。

内田樹、釈徹宗、鷲田清一、そして市長時代の私がコーディネーターをさせていただいたのが’09年10月1日。ナカノシマ大学のキックオフセミナーで「街場の教育論」がテーマでした。

後日、同じメンバーで「街場の教育」を語り合い、「おせっかい教育論」として出版されたのですが、あれから果たして「街場の教育」はどうなったのか。もう一度全員が揃って、それぞ
れの思いを語り合おうという企画です。そして、ゲストには前大阪市教育委員長の長谷川惠一さん(エール学園理事長)にもお越しいただきます。

開催は9月11日、場所は天六の大阪市立住まい情報センターホールで午後5時半開場、6時半開演。詳細は月刊島民8月号の11ページ、12ページに掲載されています。

私が代表をしている「公共政策ラボ」(PPL)会員の方は一般2,200円のところ2,000円でご入場いただけます。今後も大阪の教育を通して日本の教育問題などにスポットを当てて、シンポジウム、セミナーなどを開催したいと思っており、会員の方にはその都度情報をお送りします。この機会に是非PPL会員にご登録いただければと思います。
https://www.with-ppl.jp/ppl/recruitment/

月刊島民はご覧の表紙の無料マガジンです。京阪電車主要駅を始め、大阪市北区、中央区、福島区の主要書店など多くの場所に置いてあります。(裏表紙に入手可能な場所の詳細記述あり)

ナカノシマ大学のHPからでも受講申し込み可能です。リンクはこちら http://nakanoshima-univ.com/site/seminar/article/p20140911

ふるってご参加下さい。なお、定員は300人ですが、定員に達した時点で申し込み締め切りとなります。