2009年6月 7日(日) あっ!ホタルが

6日(土)に鶴見区の茨田北小学校で開かれた「ホタルの夕べ」に合わせて「なにわ元気アップ会議」を開催しました。10年前にふとしたことから子供たちに自然のすばらしさを教えたいという有志の集まりから始まった「鶴見にホタルを飛ばす会」の活動が、「はぐくみネット」の活動とリンクして去年校庭のすみっこにこじんまりとした「ビオトープ(生物生息空間)」を会員の協力で作り上げ、1000人ほどの老若男女が「ホタル」を楽しんだそうです。

昨日はその2回目で、去年放流したホタルが交尾し「自生」のホタルとして子供たちの前に(もちろん多くの大人も)ほのかな輝きを見せるという「夕べ」でした。

「元気アップ会議」ではすでに鶴見区内6箇所でホタルが自生する空間を作ってくださった方たちとの会話が弾み、地元の有志による息の長い取り組みが見事に効果を挙げているすばらしい例だと実感しました。

MBS時代、ニューヨークに3年間駐在した際に、郊外にあった社宅の庭に飛んできたアメリカのホタルを見て自然の豊かさに驚いたことがあります。そのときのホタルは「オレンジ系」の色と、いともあっさりと「ポッ!」と輝いておしまい…そんな感じでした。ところが「ゲンジボタル」は緑にやや黄色がかった淡い光を放ち、本当に味わい深いものがありました。

見入っている子供たちの眼の輝きもすばらしく、こうした活動から「心豊かな」子供たちが育ってくれればと、この取り組みを長年続けてこられた皆さんにただただ感謝感謝感謝です。