2009年7月12日(日) 祭りの季節


いよいよ区民祭りの季節がやってきました。私にとって「市民協働」という方向性が間違っていないということを大きく印象付けてくれた各区の祭りの始まりです。11日(土)の夜から始まり、今朝の区民パレードから一気に盛り上がる「住之江まつり」が21年度の区民祭りの皮切りです。

去年は秘書方が日程のやりくりを苦労してくれて、24区全てに顔を出すことができました。(最高は1日5区掛け持ちでした)各区のコミュニティ協会が主催団体となり実行委員会を組織してもらっていますが、主役はなんと言っても「市民」。

「区民祭り」(区によって名称は違いますが)では、あらゆる年齢層に楽しんでもらうと同時に、この機会に市政の方向性もきちんとアピールしたいという思いもあります。そして一年目市長だった去年は、私にとって「市民協働」の主役の皆さんと直にいろいろとお話ができる最大のチャンスでした。

そうしたふれあいを通じ「大阪好っきやねん」という多くの皆さんから教えられた気持ちが、自分の政策に形作られていく感覚は、どう表現していいのか分からないのですが・・・・・・そうですね、「ワクワクする感覚」とでもいいましょうか。何しろ多くの市民の皆さんの気持ちを一つにできるものから手をつけようという方向性につながりました。

「街頭犯罪ワースト1返上」、「違法駐輪ワースト1返上」、「ゴミ減量問題」などに積極的に取り組む決意と自信をもらったのがこうしたふれあいからでした。

大阪は大都市であり、それゆえの問題も多く抱えていますが、一方で歴史と文化あふれる「街力」は経済面などから「地盤沈下」が叫ばれて久しいとはいえ、まだまだ健在だと感じさせてくれますし、各区が趣向を凝らして地域のコミュニティを大事にし、そこから生まれてくる連帯感があらゆる面で有機的に発展するよう、区役所の役目は大きなものがあると感じます。

日程上、各区の祭りに短い時間しか顔を出すことができないかもしれませんが、今年も24区全てに参加したいと思っています。(秘書がやりくりに頭を悩ませています)