先日(6月30日)、新聞やテレビで「OSAKAあかるクラブ」というやしきたかじんさんが呼びかけた「クラブ活動」が始まったというニュースをごらんになった方もあると思います。
アナウンサー時代にたかじんさんがパーソナリティのラジオの番組で、いつもニュース担当でスタジオでご一緒させてもらった関係から、市長になってからもテレビ番組に呼んでもらい自分の思うところをお話させてもらいました。
橋下知事と一緒にたかじんさんの番組に出たときのこと、知事が「御堂筋をライトアップしましょうよ。バァーッと、ねぇ市長」といわれたのに対して、イチョウの管理を国から託されている市長として「いいですね」と答え、「えっ!ホントですか?」と知事の問いかけに「はい!・・・・・・但し府の予算でね」と返事したことが今日の府の御堂筋ライトアップにつながっています。
大阪市としては中之島を中心にした「光のルネサンス」事業を展開しており、この上御堂筋もというと財政難の折からとても持たないと感じたから、咄嗟に「府の予算・・・」という反応になりました。
たかじんさんが「自分の知り合いが同時期に大阪で市長、知事になることなんて100回生まれ変わってもありえない」と知事と私に「大阪を明るくする事業を勝手に立ち上げるから、府や市で法律上問題点がないかどうかチェックしてほしい」という話が盛り上がった結果、「クラブ活動」につながったものです。
当面Tシャツの売り上げ(利益分)をそれぞれのライトアップ事業に寄付という活動になるようですが、「集まれぇー!」という強い指揮系統を持っているたかじんさんのこと、今後様々な局面でいろいろな仕掛けが飛び出してくるかもしれません。楽しみに待っています。