昨日は朝早く、府庁近くにある市公館で所信説明と答弁のチェックを済ませて、9時半に府庁へ。多くの記者、カメラが待ち構える中、橋下知事のお出迎えを受け、知事室に入りました。
その後の状況は新聞、テレビが報じてくれた通りです。
正規の議事録には残らないとはいえ「歴史的」な府庁乗り込み(船乗り込みではありません)に際し、府議会議員の皆さまには「大阪市長」を迎えるにあたって随分と気を遣っていただきました。答弁の有無についても、いろいろと意見があったようですが、せっかくの機会に「言いっぱなし」・「聞き置くだけ」というのもどうかということから、所信骨子、質問骨子、答弁骨子、再質問骨子といった「骨子」の事前やりとりをしました。
そして、府議会議員4会派の皆さまがお聞きになりたいこと、確認されたいこと、そうしたことにまずきちんとお答えするという点を重視し、推敲を重ねたものです。
そうしたことからか、アドリブ答弁の少なさに疑問を呈する意見もあったようですが、日頃の橋下知事誕生以降の府バトルモード満載の映像をご覧になっていることからくる「もの足りなさ」という面もあるのかなとは思います。
日頃、私が大阪市のスタンスとして(本気度?の発露として)言い続けているものの、メディアの目を通した(編集された)情報を主にご覧になっている府議会の皆さま(これは市民も同じ次元になります)にとっては、お聞きになりたいことに誠意をもって答えるという当然のことを実現・実感できた機会でもあったと思います。その席で、WTCへの府庁舎移転がなった後の街づくりに責任をもつのは当然だと言わせてもらいました。
26日の採決でどうなるかは府議会議員の皆さまにかかっています。
大阪府、大阪市が力を合わせれば関西の活性化に向けて必ずや大きな前進となるという信念を橋下知事と共有して府庁移転にゴーサインを出していただきたいと切にお願いする気持ちです。
なお大阪市のホームページのこの所信説明の原稿を掲載しております。ご一読いただければ幸いです。
http://www.city.osaka.lg.jp/seisakukikakushitsu/page/0000055735.html